植物と花器の融合 枝の線がそのまま花器に馴染む
花器の口から延びた枝の曲がりは全く違和感のない姿をしています
あたかもこの花器のために生まれ育ったかのように活けてゆきます
厳かに華やかに迎春の花たち
ごゆっくり、お楽しみください。
- 一昨年の個展は初冬でございました。今回、9月初秋の花を皆様にご披露できることになりました。巷は残暑厳しい候ではありましょうが、秋の気配を感じていただけると存じます。実際、我が家の庭や近辺の野山では花材の調達も思うようにはいかないでしょうが、できる限り自然を再現し、どこまで秋を演出できるか。花と花器と花台のコラボレーションも見所として、期待していただけるのではないかと自負しております。ガラス、籠、竹の筒に加え、今回11名の萩焼俊英作家の皆様から花器をご提供いただけることになりました。
- 幽雅流 創流90周年 広島で生まれ被爆後のヒロシマを乗り越え、歴史を築いてきた初代、先代の憶いと念いを花に込めて挿してまいります。
- 花器:松浦洞心 写真:キクイヒロシ
2014.8.1
幽雅流 創流90周年
池田幽心いけばな展
2014.9.2〜9.8 そごう広島店
本館 8階 美術画廊にて開催いたしました
主催:池田 幽心 協賛:幽雅流 幽雅会
協力:萩焼俊英作家11名 講演:中国新聞社